【特集図書・2022年2月】

 こんにちは。OIC学生ライブラリースタッフです。

 寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 今月の特集テーマは、「冬の文庫・新書フェア」です。文庫や新書の面白さを、もっと多くの人に知ってもらいたい。そんな思いを込めて、豊富な蔵書の中から、ライブラリースタッフイチ押しの図書をご紹介します。
 ぜひこの機会に、新しい本との出会いを楽しんでいただけたら幸いです。

「自分には価値がない」の心理学』、根本橘夫、朝日新聞出版 、2016年

 「どうせ自分なんて」と思うことはありませんか。この本では、自分に価値がないと感じている人が生きやすくなるための方法を教えてくれます。この冬に、自分と向き合い、少しでも自分のことが好きになれるように。ぜひ読んでみてください。 

そのバイト語はやめなさい : プロが教える社会人の正しい話し方 』、小林作都子、日本経済新聞出版社、2008年

 日常で何気なく使っている言葉。話し言葉の中で、ときどき何か違和感があると思うことはありませんか?こちらの書籍では、おかしなバイト語を中心に、日常の中でついつい使ってしまいがちな言葉が様々な事例を通して取り上げられています。アルバイトのため、就活のためにコミュニケーションを磨いておきたい人におすすめの一冊です。 

マンガを解剖する』、布施英利、筑摩書房、2004年

 マンガを読んだことがない!という人はほとんどいないでしょう。では、マンガで使用されている技術や技法などについて考えたことはありますか?この本では、皆さんがよく知っている「コナン」や「ドラえもん」などの多くのマンガを取り上げ、科学的、美学的な視点で解説されており、マンガに対する見方が変わることでしょう。 

ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実』、慎武宏, 河鐘基、光文社、2015年

 国民的ツールアプリのLINE。そのLINEについて皆さんはどれだけの事実を知っていますか?普段から当たり前のように利用しているLINEですが、実は多くの人が知らない「ヤバい」事実がたくさん隠れています。一体どんな「ヤバい」なのか、ぜひ手に取って感じてみて下さい! 

人生の1冊の絵本』、柳田邦男、岩波書店、2020年

 これまで筆者は「大人こそ絵本を」という呼びかけを続けてきました。この本では、筆者が心打たれた世界各地の150冊ほどの絵本が解説されており、絵本と言う表現ジャンルの可能性が示されています。大人になった今だからこそ心に響く、「座右の絵本」を見つけてみませんか。

植物はすごい 七不思議篇 : 知ってびっくり、緑の秘密』、田中修、中央公論新社、2015年

この本は、植物についての不思議について書かれている本です。例えば、桜は春になると花が咲くのか、チューリップはなぜ種で栽培されないのかなどです。  植物が持つ不思議の凄さをこの本で楽しんでみてはいかがでしょうか。  

鳥取力 : 新型コロナに挑む小さな県の奮闘』、平井伸治、中央公論新社、2021年

9784121507242 鳥取力 新型コロナに挑む小さな県の奮闘  平井伸治 著 中公新書ラクレ 2021/3/23

 55万人と人口が最も少ない都道府県として知られている鳥取県。「人が少ないから夜の明かりも少なくて、星がきれいに見える」というように田舎だからこその魅力を見つけるのが上手なんです。この本ではコロナウイルスなどの困難に挑む鳥取県の様子が綴られています。小さな県の努力をご覧あれ!

美しきイタリア22の物語』、池上英洋、光文社、2017年

この本は、イタリアのさまざまな都市の歴史史上のエピソードと文化が持つ特質と構造について書かれている本です。「人々」「城と宮殿」「芸術」「街の歴史」の4テーマで、当時の暮らしぶりや考え方、イタリアが世界に誇る魅力がどのようにしてできたかについて知ることができるのでとてもおすすめです。