新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!図書館で活躍する学生ライブラリースタッフ(LS)が、新しく大学生活をはじめるみなさんに薦める1冊を紹介いたします。ぜひ図書館に来られた際は手に取ってご覧ください。

岸 美波さん(2019年度4月入学)
「ドーナツを穴だけ残して食べる」という一見不可能な問題に、大阪大学の様々な学部の教授が学問的に論じていく本です。学部によって問題へのアプローチ方法が違って面白く、法学部は勿論、全学部の新入生におすすめです。
LS内の館内紹介プロジェクトに参加しています。 図書館内の魅力をお伝えできるような企画を考えています。

村上 健琉さん(2020年度4月入学)
新大学生の時に身につけたいものは多くありますが、本書は中でも特に得難いものを与えてくれます。バーガー氏の自伝から、大学生で学を修めようとする者にも大切な考え方を、早いうちから養ってみませんか?
利用者の皆様の力になることと本に対して丁寧に接することを念頭に置いて活動しています。

KOH Youngeunさん(2019年度4月入学)
映像の作り手として映像を分析、批評する力を養うための方向性を提示してくれる一冊です。これから皆さんは数多くの映像作品に触れると思いますが、その際に必要な態度について考えてみる機会となると思います。
利用者の方の役に立てるように努めており、渉外PJとしてぴあら講演会を企画、開催しています。

野村 龍葵さん(2020年度4月入学)
大人になっても幼児程度の知能しか持たない青年がネズミのアルジャーノンを相手に検査を繰り返し、超知能を手に入れ、過酷な現実を知っていく物語です。人が持つべき知能とは、思いやりとは何か。青年の愛と苦悩を通してその意味に迫る、文学史に名を残す一冊です。
本や図書館好きな方にはより快適に、そうでない方にも有意義に利用していただけるように励んでいます。

岡本 亜矢子さん(2019年度4月入学)
大学では年齢、人種、セクシュアリティなど実に様々な面で多様な人々に出会います。この本は、差別を無くすには「良心」ではなく「知識」が必要であること、「普通」の怖さを説いています。自分の心に問いかけながら読んで欲しい一冊です。
相手の立場に立って、どうすれば気持ちよく図書館を利用していただけるかを意識して対応しています。

江原 稜太郎さん(2019年度4月入学)
明治維新後、急速に近代化する日本が初めて外国と対峙した戦争である日清、日露戦争に焦点を当てた長編歴史小説です。
広報PJでポスター作成を行っています。多くの利用者の方の目に触れるのでポスター作成では、分かりやすく伝わるように心がけています。

松本 夏歩さん(2020年度4月入学)
地方自治体や学校でブームになっている「食育」。皆さんも食育を受けたことがあるのではないでしょうか。その食育を効果的に行うにはどうすればよいのか、著者の経験をもとに示されています。食育について学びたい、食育を実践してみたいという人におすすめです。
私は、配架や館内巡回はもちろん、プロジェクトを通して、より多くの人に図書館を利用してもらえるように努めています。

ZHU Shaoqingさん(2018年度4月入学)
新入生の方はレポートと論文の書き方についてまだよくわかっていないため、書き方を間違ってしまうことがあります。この本を読むと満足のいくレポートを書くきっかけとなるヒントを得られると思います。
毎回しっかり配架して、さまざまな本を見ました。その結果、名前だけで本の配架場所が分かるようになりました。

植松 優樹さん(2020年度4月入学)
情報理工学部で学ぶ内容を広く紹介している本です。特に情報理論や計算機科学入門で学ぶ内容について書かれています。また、レポートを作成する際のネタとなる情報技術を見つけるのにも役立ちます。
返却本を棚に戻す作業を頑張っています。時間短縮のため、配架場所を素早く判断できるよう頑張っています。

吉岡 沙也さん(2019年度4月入学)
生物と無生物の違いとはなんでしょうか?この本では、わかりやすく面白く分子レベルの生命の仕組みが書かれています。これから大学生活で学ぶ分子生物学の世界を知るきっかけとなる一冊です。
利用者の皆さんが快適に図書館を使用できるような環境づくりをするため、館内整備や丁寧な配架を心掛けています。

加藤 紫花さん(2020年度4月入学)
昨年からワクチンや治療薬など、クスリに関するニュースが多く取り上げられています。この本は、そんなクスリについての正しい知識や理解を深められる一冊です。
配架・書架整理などの基本業務を中心により多くの方々に図書館を利用してもらえるように日々努力しています。

原田 佳子さん(2020年度4月入学)
「無知の知」。これこそが、問題発見力につながるのかなと感じました。新型コロナウイルスの流行を踏まえた思考力の変化や、私たちに求められる力が分かります。ぜひ、読んでみてください!
落ち着いた空間づくりや、利用者の方が「また来よう」と思える図書館にできるように努めています。

KIM Kunheeさん(2019年度4月入学)
Entering GLA, students will face discussions about various global issues and conflicts, such as nationalism, AI, terrorism, war, peace, liberalism, and etc. This book contains great explanations of the such issues and conflicts in the current world, how they are interconnected, and how we should cope with them.
As a LS, I have worked on trying to make the library friendlier to international students who think it’s hard to go to the library because they are not familiar with Japanese.

田中 慎太郎さん(2020年度4月入学)
私が紹介する本は「老人と海」です。この作品は老人の決して屈しない強い心と人生の過酷さの中で見いだされる希望をテーマにしたものです。老人が魚と激闘を繰り広げる描写の臨場感もさることながら、ところどころにある老人の名言も必見です。また分量も多くないので普段あまり本を読まない人にもおすすめです。
LSの仕事で私が大事にしていることは誤配架なく本を配架することです。LSが本を間違って配架してしまうと図書館を利用する方が本を見つけられなくなるので、気を付けています。