【特集図書・2022年5月】


こんにちは。立命館大学 衣笠学生ライブラリースタッフです。 

今回お届けする特集本のテーマは、「心新たにリフレッシュ!気晴らし・気分転換・爽やか本特集」です。春らしい季節も過ぎ、大学生活、新学期にも慣れてきた頃でしょうか。勉強、サークル、アルバイト、楽しい気持ちと共に少し疲れが溜まってきていることと思います。この特集本を読んでリフレッシュし、残りの春学期も頑張りましょう! 

 

ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか?:脳化社会の生き方』、養老孟司、扶桑社  、2019年

 「バカの壁」で有名な医学者、解剖学者である養老孟司氏。ヒトと自然。私達自身と私達が生きる場所。今、ヒトの生き方が問われます。あなたの今の生活、これからの生活、考え方を見つめ直す機会にしてみてはいかがでしょうか。 

完全解説ウルトラマン不滅の10大決戦』、古谷敏,やくみつる,佐々木徹、集英社、2021年

誰もが知る特撮ヒーローであるウルトラマン。5月には映画「シン・ウルトラマン」が遂に公開されます。この本では、ウルトラマンの数々の戦いから10のバトルを、ビッグファンであるやくみつる氏が選出し、ウルトラマンスーツアクターを務めた古谷敏氏、格闘技に詳しいライターの佐々木徹氏を交えて、三人で熱く語られています。今、はじまりの伝説の秘密が明かされる!

もっと知りたいフェルメール:生涯と作品 』、小林頼子;NEO規格編、東京美術、2017年

「真珠の耳飾りの少女」など、数々の名作を残したフェルメールは、バロック期を代表する画家の一人として知られています。現在「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が大阪市立美術館で7月16日から開催が予定されています。関心がある方は図書と合わせてぜひ足を運んでみてください。フェルメールの一生とはいかに・・・。  

ヨガ・ボディ:ポーズ練習の起源』、マーク・シングルトン著;喜多千草訳、大隅書店 、2014年

気持ちを落ち着かせたいとき、健康に気をつけだしたとき、皆さんなら何に取り組みますか?人気な健康法の1つ、ヨガなんていかがでしょうか。モノや動物をイメージしたポーズが印象的なヨガですが、その起源はいったいどのようなものなのでしょうか。ヨガの原点に迫りながら、健康法で気分もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。 

リバース=Reverse』、石田衣良、中央公論新社、2010年

実生活に疲れたとき、ネットの世界では普段の自分とは違う「別人」になって、顔を知らない人と会話を楽しむこともできます。でも、せっかく意気投合しても、重大な隠し事をしたまま、相手に会うことができますか? 恋がしたいと思っているあなたに読んでほしい、風薫る5月から歩きだす、少し不思議な恋の物語です。 


紅茶の時間に:英国読本:作家と詩人の愛した町や村』、サリー・ヴァーロウ著;秋國忠教訳、文理閣 、2000年

 皆さんはリラックスしたいなと思った時、何をしますか?紅茶を飲んでみるのはいかがでしょうか。世界中で愛される紅茶ですが、その文化の発祥地はイギリスですよね。英国人の愛した紅茶とは。著名な作家や詩人たちが見たイギリスの何気ない風景たちを美味しい紅茶と巡ります。ティータイムのお供にいかがでしょうか? 

松尾芭蕉と奥の細道 』、佐藤勝明、吉川弘文館、2014年

「五月雨をあつめて早し最上川」。皆さんもよく耳にする有名な一句ではないでしょうか。「奥の細道」にはこの時期を読んだ句も多くあります。日光から北陸への旅路を、様々な句と共に辿りながら「旅の詩人」、松尾芭蕉の生涯に迫る一冊です。

痛みのサイエンス』、半場道子、新潮社、2004年

なんだか体の一部が痛い、なんてことありませんか?我慢しているとより深刻に慢性化する危険性があります。最新の神経科学により明らかにされた痛みのメカニズムを解説しながら痛みとの向き合いか方を考えます。今、痛みに悩んでいる方はもちろん、健康な方もこれからの自分の体のために手に取ってほしい一冊です。