【特集図書・2021年4月】

 こんにちは立命館大学衣笠学生ライブラリースタッフです。

 今回お届けする特集図書のテーマは『staRt~新入生に向けて~』です。今回は、新入生の皆さんに向けてレポートの書き方や大学生活に関する本を紹介します!
 新型コロナウイルスの猛威が収まらないまま4月を迎え、立命館大学が新入生の皆さんをお迎えする季節となりました。学生生活も様変わりといった状況ですが、学生ライブラリースタッフ一同、新入生の皆さんには華やかなスタートダッシュをきっていただきたいと願っています。皆さんの学生生活に花を添える図書館と歩みを進めてみませんか?

大学1年生の君が、はじめてレポートを書くまで。』、川崎昌平、ミネルヴァ書房、2020年

 レポートって一体どうやって書くの? 大学生活できっとみんなが抱くであろう疑問に優しく答えてくれる一冊です。ノートの取り方から図書館の使い方、引用の仕方まで、ゆるくて可愛いキャラクターと一緒に確認してみませんか。「学ぶ」ことについて考え直すきっかけも与えてくれます。

その他の外国語エトセトラ』、黒田龍之助、筑摩書房、2017年

 大学生になって始まる第二言語。英語だけなく他の言語を学ぶことになります。英語からロシア語、チェコ語まで学んだ著者が外国語学習の楽しさを教えてくれます。海外旅行での会話のヒントだけでなく美味しい中華屋さんの見つけ方「東欧中華必勝法」まで盛りだくさんです。これを読めば第二外国語学習へのモチベーションが上がること間違いなし。 

パソコンは買ったまま使うな!:フリーソフトで作る快適環境』、鐸木能光、岩波書店、2003年

 レポートや課題、オンライン授業など、大学生はパソコンが命と言っても過言ではありません。しかし、パソコンを使いこなせている大学生は多くないように感じます。この本を読んで、自分のパソコンをもっと使いこなせるようになりませんか? 

ブラックバイト:学生が危ない』、今野晴貴、岩波書店、2016年

 時間外労働、商品の自費購入、急な呼び出し、研修という名の無賃労働…、世の中には様々なブラックバイトが存在します。この本では、いくつかのブラックバイトの実例と共に、その見分け方や対処法を紹介しています。新入生の皆さんも、ぜひこの本を読んで素敵なアルバイトを見つけてください! 

ポケットに名言を』、寺山修司、大和書房、2012年

 大学生になったら本を沢山読みたい!けどどの本を読めば良いか分からない…」と思う新入生の方、心に響く名言から本を選んでみませんか?  
 
 この本は本や映画など様々な媒体から名言を収録しています。気になった名言から、自分の専攻に限定されないような運命の著者、作品に出会えるかもしれません。ぜひこの本を片手に色々な世界に出会ってみてください! 

左京区七夕通東入ル』、瀧羽麻子、小学館、2009年

 七夕の日に出会った数学嫌いの主人公と数学科の「たっくん」。京都を舞台に学生生活のにぎやかな時間、きらめく恋心を描いた作品です。大腸菌を観察する生徒や爆弾を専攻テーマにする生徒など個性豊かなキャラクターがたくさん登場。鴨川デルタ、先斗町など作中に登場する地名を巡ってみるのもおすすめです。

大学4年間で絶対やっておくべきこと:生き方・人間関係・恋愛』、森川友義、KADOKAWA、2014年

 高校を卒業し、華々しい大学時代を送る皆さんに知ってもらいたい考え方を、この本が教えてくれます。人生について、恋愛について、またそれらを実践するためのルールを分かりやすく解説してくれます。この本を読んで充実した大学生活を送ってほしいです。 

読んでいない本について堂々と語る方法』、ピエール・バイヤール;大浦康介訳、筑摩書房、2008年

 大学生は本を読まなければいけない。でも本を読むっていったいどういうことだろう?「本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ」フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラーを手もとに大学生活を満喫しよう!