【特集図書・2020年3月】

 こんにちは!学生ライブラリースタッフです。

 今回お届けする特集図書のテーマは『こども』です。3月は子どもの祭りとしても代表的なひな祭りがあります。
そこで、これを機に子どもというテーマに関する様々な本を読んでみてはいかがでしょうか。学生ライブラリースタッフのお薦めコメントは、以下からご確認ください。

私が選ぶ名監督10人 : 采配に学ぶリーダーの心得』、光文社新書、2018年

 2月11日に虚血性心不全のため84歳で死去した野村克也さん。皆さんも子供の頃、楽天の監督をしている姿を見たことがあるのではないでしょうか?
 野村監督は力と力のぶつかり合いが主流だったプロ野球界にいち早くデータを用いた戦い方を導入しました。この「ID野球」と呼ばれる戦い方は野球界に革命を起こし、その後の野球の戦い方を180度変えました。そんな一世を風靡した「名将」が最期に選んだ「10人の名将」とは誰なのか?野村監督の「監督観」が詰まった一冊です!

子どもが増えた!明石市人口増・税収増の自治体経営』、光文社新書、2019年

 本書は昨年、泉明石市市長の発言が騒動となった際に書かれていたものです。泉氏の発言には多くの批判もありますが、実は泉氏が市長になってから明石市は乳幼児人口が増加した珍しい自治体へとなりました。本書では明石市の自治体経営を6人のその道のプロが本気で分析しており、また市長と市民との討論もコラムとして掲載されています。本書を読んで明石市の政策と市長自身の生の言葉に触れてみませんか。

ゴー☆ジャスの地球の学び方』、ゴー☆ジャス、ダイヤモンド・ビッグ社、2010年

 かつて一世を風靡した(?)宇宙海賊ゴー☆ジャス。「君のハートにレボ☆リューション!」「(こんな展開)ファンタ☆スティック!」などのネタや“マックスむらい”とのパズドラが記憶に残っている人も多いと思います。
 そんなゴー☆ジャスが“面白いもの”から“そうでもないもの”まで自身のネタを余すことなく注ぎ込み、世界の国を紹介します!読めば読むほど、国の情報ではなく、子供の頃の懐かしい記憶が蘇ってくる、そんな一冊です。

コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし「マンガ」』、中央公論新社、2014年

 「算数なんてやっても意味ないし」「三平方の定理なんて大人になったら使わないし」皆さん子供の頃、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?もしくは今もそう思っている人もいるかもしれません。しかし、皆さんは気づかないところで算数や数学の知識を使っています。算数や数学で得た知識を無意識のうちに日常生活に応用しているのです。「そんなの嘘だ!」そう思った人はぜひ本書を読んでみてください。読み終わった後、「確かに」と思うはずです笑

エピソードでわかる社会心理学 : 恋愛関係・友人関係から学ぶ』、北樹出版、2017年

 この本は小学生〜大学生までの恋愛・友人についての簡単なエピソードから、社会心理学を初心者にもわかりやすく紹介しています。サークルで、学校で、家での何気ない1シーンに実は様々な心理的要素が働いています。あなたの感情を動かしているのは果たして何なのか、気になりませんか?気になった方はぜひ読んでください!!