【特集図書・2017年1月】

 こんにちは。学生ライブラリースタッフです!

 今回のテーマは、『HOT!BOOKS』です。クリスマス、お正月と冬の一大イベントも終わりましたね。立命館大学生にとっては、残す冬の行事は試験のみといったところでしょうか。心も体も冷え込みそうな1月に、読書を通して少しだけ温まってみませんか?

トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」』、山本紀夫、中央公論新社、2016年

 さ、寒い…そんなときは体があったまる食べ物を食べたいですね。体があったまる食べ物といえば、そう!トウガラシ!今回はそんなトウガラシの世界史にまつわる本を紹介します。この本を読むだけでちょっと体が暑くなる気がしますよ。

六〇〇〇度の愛』鹿島田真希、新潮社、2005年

 夫と子供と平凡な毎日を送る「女」。あるとき小さなきっかけから、かつて原爆で6000度の熱に包まれた長崎に旅立ち、そこでひとりの青年と出会う…一風かわった恋愛文学作品を読みたいというあなたにおすすめな一冊です。

モダン』、原田マハ、文藝春秋、2015年

 学生絵画の外側には、「作者名・制作年」などの他に「所蔵美術館」が書かれていることをご存知でしょうか。そう、一つの展覧会を作っているのは、世界中にある美術館なのです。これは、ニューヨーク近代美術館を舞台にした5編の短編集。あなたも、展覧会の裏側を覗いてみませんか。

最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵』、椹野道流、角川文庫、2014年

 普段の生活の中で、「どうしてこんなにも思い通りにならないのだろう」って思うときはありませんか。そんな時はこの本を手に取ってみてください。きっと主人公の気持ちに共感し、店主が作る温かい定食に思わず心が「ほっと」なりますよ。

杏のふむふむ』、杏、筑摩書房、2015年

 女優やモデルとして大活躍中の杏さんによるエッセイ集。小学生時代や飼い犬の話、芸能活動の話など、彼女のこれまでの人生について、「人との出会い」をテーマにしたさまざまなエピソードが綴られています。読むとほっこり暖かくなる、そんな本です。

秘湯、珍湯、怪湯を行く! : 温泉チャンピオン6000湯の軌跡』、郡司勇、角川書店、2015年

 身も心もHOT!となる一冊のご紹介です。寒波が押し寄せている季節には温泉旅行に行きたくなります。「TVチャンピオン」全国温泉通選手権にて見事チャンピオンに選ばれたHOTな著者が皆様を秘湯から野湯、はたまたトイレの臭いがする奇臭湯までご案内します。

徹底解説!アメリカ:波乱続きの大統領選挙』、池上彰、増田ユリヤ、ポプラ社、2016年

 先日、米国で大接戦の大統領選挙がありましたね。所詮他国の選挙だから…と思いきや、日本や世界に大きな影響が!そこで、この本を読んで米国の選挙を学び、日本及び世界の未来について考え直してみましょう。