こんにちは!学生ライブラリースタッフです。
今回お届けする特集図書、テーマは『新時代に向けて読みたい本』です。立命館大学の4月といえば、やはり「新学期」です!入学や進級などで新しい環境での生活がはじまる方が多いと思います。日本全体においても、新元号が発表され新しい時代が始まろうとしています。新学期のスタートと共に、みなさんもこれから色々なことに挑戦してみませんか!今回はそんな新たな生活や挑戦に関する8冊の本を集めてみました。

社会が成り立つために欠かせない「経済」という概念について、皆さんは理解を深めていますか?本書は、独立戦争後から始まるアメリカ国民の生活水準の劇的な変化をイノベーションの観点からダイナミックに描いた記念碑的労作です。上巻は1870年から1940年までのアメリカ経済について論じられています。

「エコ」という言葉は広く知られています。最近では、企業が「エコ」な環境や倫理といった側面を配慮する、「CSR」という活動が行われています。本書では、起業やビジネスをしていく上で道徳的な配慮をするエシカル・アントレプレナーシップについて述べています。

近年、大いに注目されている「仮想通貨」についてどのくらい知っていますか?最近では、あるビットコインが異常なほどの価格上昇を示し、暴落しました。一体何が起こったのでしょうか。価格変動の原因を探り、今後どうなるのでしょうか。これからの仮想通貨の動向が一目でわかる1冊となっています。

2019年10月に消費税が10%に上がり、8%の軽減税率が導入されます。しかしながら、「そもそも、軽減税率って何ですか?」っていう疑問が浮かんだ人は多いのではないでしょうか?本書では、軽減税率とは何なのか、そのしくみや実務のポイントについて日経の記者が詳しく解説しています。

本書は、「オイコノミアー」と「ディケー」の合成である新たな経済神義論、「オイコディツェー」を通して、歴史のなかで積み上げられてきた「世界」理解、「人間」理解の知的営為を問い直しています。概念的な考え方が多くを占めていて、難しい点がありますが、経済金融を真に理解するためには良い1冊です。

近代日本の文芸評論の確立者である、小林秀雄。著者にとって彼は、文学のみならず「人生の教師」だった――。高校時代に出会って以来、五十余年を超す交遊のなかで著者がとらえた稀代の批評家の思想・文学・生き方とは。本書は、評論からエッセイ、追悼文におよぶ全文章を収めた決定版です。

青春の幻影ともいうべき“女神”に似た女性に出逢った銀行員・明石友行は、彼女を拉致監禁してしまう。しかし事態は明石が予期せぬ方向へ進行し、殺人事件へと二人を巻き込んでいく…。愛と憎しみの相克の果てに生じた闇に、棟居刑事が挑む!

年始に開催される箱根駅伝は、2020年で100周年を迎えます。この伝統的大会を勝ち抜くためには、どのような戦略が必要なのでしょうか。箱根駅伝や監督として実際に活躍した著者がその真相を語ります。