【特集図書・2018年6月】

 こんにちは!学生ライブラリースタッフです。
 
 今回のテーマは、『新書』です。いよいよ梅雨入りですから、外に出るのは嫌だよね。エアコンがついている涼しい図書館に本を読みに行きませんか?ぜひ立ち寄って、お気に入りの一冊を探してみて下さい。

職業とは何か』、梅澤正、講談社、2008年

 近年、厳しい就職活動を乗り越えて決まった就職先をすぐに辞めてしまう人がいます。それは、「職業観」が確立できていないからだとこの著者は述べています。この本は、意外と語られない「職業」自体を述べた本です。就職活動中の人もインターシップを考えている人もそうでない人も、この本を読むと自分なりの「職業観」が持てるかもしれません。

魔法ファンタジーの世界』、脇明子、岩波書店、2006年

 みなさんの好きな魔法ファンタジーは何ですか?子どもたちだけでなく、大人たちも惹きつけてやまない魔法ファンタジーの世界の魅力を本書にて解いていきます。ヴィジュアルなメディアにはない読書体験によって想像力を膨らませるファンタジーの世界について知識を深めましょう。読み終わる頃にはきっと本が読みたくなります。

花のある暮らし』、栗田勇、岩波書店、2002年

 日本には四季があり、その季節ごとに花が彩りを添えています。この本ではそんな花について月ごとに取り上げています。著者がNHK「ラジオ深夜便」で話したことをまとめているため、読みやすく、そして分かりやすいです。あなたも奥深い花の国へと足を踏み入れてみませんか。

教養としての宗教入門』、中村圭志、中央公論新社、2014年

 自分の宗教に関する知識について、自信を持てない日本人は多くいます。グローバル化で自分とは違う信仰を持つ人に会うことも多くなってきました。この本は、宗教についての一般的な知識を身につけたい!でも、誰に聞いたらいいかわからない、インターネットで調べてもよく分からない、という人に向けて書かれた本です。各宗教の特徴などを知り、自分の知識に自信が持てるようになりましょう!

レアルとバルサ怨念と確執のルーツ』、田澤耕、中央公論社、2013年

 サッカーに詳しくない人も、レアル・マドリードとバルサというサッカーチームの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。スペインを代表する2つのチームの間には、競技上のライバル関係だけでなく、カスティーリャとカタルーニャという民族の違いがあります。カタルーニャの独立は、昨年度大きな話題になりました。最近サッカー好きもスペイン語を勉強中の人も、この本で、今ホットな民族対立を学びましょう!