【特集図書・2018年1月】

 こんにちは。学生ライブラリースタッフです!

 今回のテーマは、『そうだったのか!! LSが教えたいちょっと政治がわかる本』です。「政治の本」と聞くと少し堅苦しく、近寄りがたい印象があると思います。そこで、今回はライブラリースタッフが政治について、皆さんに親しんでもらいやすい内容の本を集めてみました!是非手にとってみてください。

イタリア・ファシズムの芸術政治』、鯖江秀樹、水声社、2011年

 現在、立命館大学の非常勤講師もされている鯖江先生の著書。1930年代、ルネサンスが始まったイタリアは、ファシズム政権下にあった。統制社会での芸術とはどのようなものだったのか。芸術と政治の関連が分かる一冊。

帰ってきたヒトラー』、ティムール・ヴェルメシュ、河出書房新社、2016年

 ヒトラーが現代に甦った!?周囲が彼をヒトラーそっくりのコメディアンだと勘違いする中、持ち前のブラックジョークと先導力でたちまち人気を集めて行く。彼が現代の人々を導く先は一体――?
”もしもアドルフヒトラーが現代に現れたら”をリアルに描いた話題作。

国会入門 あるべき議会政治を求めて』、浅野一郎、信山社出版、2003年

 国会ではどんなことが行われているのか?国会議員は普段何をしているのか?この本では、そのような問いに対しわかりやすく説明されています。私たちがこれからの政治を考えていくにあたってぴったりな入門書です。

選挙ってなんだろう!?-18歳からの政治学入門-』、高村正彦・島田晴香、PHP研究所、2015年

 自民党副総裁が人気アイドルグループAKB48のメンバーに語りかける対談方式で本書は進みます。日本の若者が選挙に行かない理由や民主主義の利点、日本の戦後の政治史や外交問題についても若者に分かりやすく解説されています。政治に全く興味が湧かない人から政治が好きな人まで、全ての若者に読んでほしい一冊です。

池上彰の政治の学校』、池上彰、朝日新書、2012年

「なぜ日本の首相はころころ変わるのか?」「大統領と首相はどちらが偉いのか?」など政治に関する素朴な疑問や謎について、テレビでおなじみの池上彰さんが徹底的に解説します。普段ニュースを見ない「政治オンチ」のあなたもこの本でちょっとでも政治に触れてみませんか?

日中韓メディアの衝突:新聞・テレビ報道とネットがつなぐ三国関係』、李相哲編著、ミネルヴァ書房、
2017年

 我々はメディアを通して、この世を知ることができるが、メディアを通して政治戦争という文化戦争が起こることもあるでしょう。
同じ東アジアに属する日本、中国と韓国は、それぞれの地域の歴史、政治、経済や文化などの問題や関連で繋がっています。中国や韓国を思ったら、何を思い出すでしょうか。今、見ていることや知っていることは、本当に信頼できるでしょうか。

普天間・辺野古歪められた二〇年』宮城大蔵・渡辺豪、集英社、2016年

 しばしば、報道される辺野古移設問題。あなたはどれだけこの問題について知っていますか?この本を読めば辺野古移設問題がわかる!何事もまずは知ることから。この本を読んで移設問題について知り、考える機会にしませんか?

歴代首相物語』御厨貴編、新書館、2003年

 皆さんは、歴代の首相がどんな人物でどんな政策を行ってきたか知っていますか。この本では、歴代首相一人一人にスポットを当てて、その当時の事件や政策を振り返ります。過去を知ることで見えてくることがあります。あなたやあなたの大切な人たちの未来のため、まずは過去を知ることから始めてみませんか。