こんにちは!学生ライブラリースタッフです。
今回のテーマは、『世界の文化・慣習』です。寒い冬になってくると、読書の季節だと思っています。暖かい図書館の中にゆっくり本を読むのは楽しいですよね~学校へ来た際には、ぜひ立ち寄って、お気に入りの一冊を探してみて下さい。
日本では大正時代まで混浴は日常の一環であった。しかし、明治以降の近代化に伴いそれは日常から消えていった。この本は複数の古典からみた「湯」や歴史を紐解いていくことで、混浴文化がどのように形成・禁止されていったのかを追っている。湯につかりながら「湯」の歴史について考えてみるのもいいかもしれない。
15トンもの大木に氏子を乗せたまま坂から落とす御柱祭、生贄にされたイノシシの生首の前にして徹夜で伸楽を舞う銀鏡神楽。どんなに現代の生活とかけ離れたものであろうと、時には命を懸けて祭りを続ける人たちがいます。本書は失われつつある奇祭を追うことで、私たちに「祭りとは何か?」という問いを投げかけます。
文化は国や地方によって基本異なりますが、世界共通の文化もあります。その1つが「お笑い」です。英語では「joke」と言われていますね。この本は海外(紛争地、アメリカ)、日本(英語、経済大国など)に関するジョークを盛りだくさんに詰めたジョーク集です。またジョークの背景には各国の政治・経済・国際関係などが密接に関わっており、ただくすっと笑えるだけではなく社会情勢についても知ることが出来ます。この本を読んで皆さん笑いましょう!
私たちはどのようにして、現在の世界を築いてきたのでしょうか。同じ人間でも国や地域によって文化や宗教などの違いがあり、その違いはどこから生まれたのか。あなたはこれまでに、そのようなことを考えたことはありますか?本書では、宇宙・歴史・宗教といった様々な観点から考察が行われています。今一度、教養として人類やその歴史について考えてみてはどうでしょうか。
幸福感とはどのように創られるのだろうか。この本では、ドイツと日本の伝統的な年中行事であるクリスマスと年越しを比較し、その幸福感の共通点と相違点を見出そうとしている。比較の方法として、ドイツの3家族と日本の3家族の様子を細かく観察している。それぞれの典型的なモデルの話ではなく、現代ドイツの実際のクリスマスの様子を知ることができる一冊。