【特集図書・2017年8月】

 こんにちは!学生ライブラリースタッフです。
 
 今回お届けする特集図書、テーマは『ブックカバーは、かけないで…』です。「何、その本?」そこから生まれる会話や出会いがあれば、うれしいなと思いこの特集を組みました。本嫌い、もしくは私のように今まで本を読んでこなかった人にも、読んでもらえるよう、エピソードや章ごとにまとまっている本を選びました。(もし途中で読むのを、やめても罪悪感少な目です。)サイズも、あえて小さなものを選んだのでぜひ借りていただいて、かばんに忍ばせてください。

え、なんでまた?』、 宮藤官九朗、文藝春秋、2015年

 著者は俳優、放送作家、映画監督など多様な顔を持つ宮藤官九郎さん。1~2ページで、日々起こった出来事や舞台、ドラマでの出来事などクスっと笑える話がたくさん載っています。クドカンワールドに触れられる一冊です。

シロクマのことだけは考えるな!人生が急にオモシロくなる心理術』、植木理恵、新潮社、2011年

 テレビにも出られている心理学者の植木先生の著書。心理学とは何なのか、どう使われるのか。分かりやすく述べられています。忘れたいことを忘れる方法、緊張しない方法など日々に役立つことも、たくさんあります!

『ゾウの鼻はなぜ長い:知れば知るほど面白い動物のふしぎ33』、加藤由子、筑摩書房、2015年

 小さい頃、「ゾウの鼻って何で長いの?キリンのまつげ長くない?」と思ったことは無いですか?そんな疑問に2~3ページでこの本は、答えてくれます。この本を読んでおけば、小さい子供と動物園に行って、質問されても安心。

パンダを自宅で飼う方法:猛獣・珍獣・和み獣と暮らしてみたい!』、白輪剛史、文藝春秋、2016年

 動物商でもある白輪さんが、誰もが夢見たであろう動物園の動物たちを自宅で飼育することは可能かどうか1匹ずつ考えていきます。題にある『パンダは実はレンタル料が1億円?!』など雑学がたくさん得られます。

マツ☆キヨ:「ヘンな人」で生きる技術』、マツコ・デラックス、池田清彦、新潮社、2014年

 水曜日の某番組に出ているお二人、マツコさんと池田先生の対談本。淡々と二人の世界観で議題が進んでいきます。思っても見なかった二人独特の視点に触れられるそんな一冊です。

時をかけるゆとり』、朝井リョウ、文藝春秋、2014年

 『桐島、部活やめるってよ』『何者』などで有名な朝井リョウさんのエッセイです。エピソードごと(黒タイツおじさんと遭遇するetc)に分かれており、隙間時間に読めます。ただ、すごく笑えてしまうので読む場所にはご注意を、、、。

言ってはいけない:残酷すぎる真実』、橘玲、新潮社、2016年

 “努力は遺伝に勝てないのか”、“容姿の違いが与える影響”などの論題をデータと論文で検証していきます。“え、そうなの、、、?”、“検証で実証できるの?数値まで出るの?”など確かな残酷な真実に、驚きに出会えます。

唐揚げのすべて うんちく・レシピ・美味しい店』、安久鉄兵、中央公論新社、2015年

 皆さん、大好きであろう唐揚げ。この本では、「何で唐揚げって人気なの?」「そもそも唐揚げって?」人気の秘密、定義など様々な視点からの唐揚げを見ることができます。もちろん美味しいから揚げの作り方も載っています。